幾多の美しい情景が心を満たした夏。一生の思い出を振り返る。

Audi Grand Tour 2026 in Europe Report
Vol.1

世界的に有名なモータースポーツの祭典「Goodwood Festival of Speed 2026」の観戦と、「Audi RS 5 Avant」をはじめAudiが誇るハイパフォーマンスモデルを乗り継ぎながら北イタリアのドロミテ地方を巡るツーリングをセットにした弊社オリジナルのヨーロッパツアーレポートをお届けします。
初回レポートではDAY1-DAY3の様子をご覧ください。

2026年7月10日(金)DAY1

旅の始まりはロンドン

ヒースロー空港からロンドンタクシーに乗り込み、ドライバーにテムズ川沿い経由で頼むと30分ほどでビックベンが見えてきた。「やっとロンドンに着いた…。」建物を眺めながら思わず笑みが溢れる。

車窓から景色を楽しんだあと、タクシーは旅のスタートとなるThe Langham, Londonに到着。1865年に開業したヨーロッパ初の《グランドホテル》として知られ、160年以上の歴史を誇るロンドンを代表するラグジュアリーホテル。電気照明や油圧式エレベーターなど当時最先端の設備をいち早く導入し、王族や著名人に愛されてきました。

また、館内の『Palm Court』は、伝統的なアフタヌーンティー発祥の地の一つとしてとても有名。歴史的な格式と現代的なラグジュアリーが融合した、ロンドン屈指の名門ホテルとして今も変わらずロンドン市民に愛されているホテルの一つです。

記念すべき1日目のウエルカムディナーは滞在先のホテルの個室「The Victoria」を貸し切って、ミシェル・ルー家の伝統を受け継ぐ「Private Dining by Roux」のエッセンスを取り入れた、上質なヨーロッパ料理を格式あるスタイルに昇華したコース料理をお楽しみいただきました。

  • 前菜は「Gazpacho of Datterini Tomato」。濃厚でフルーティーな味になるイタリア産の細長い小粒のトマトを使ったガスパチョ。きゅうりを真空状態にして味を凝縮。上に浮かぶオリーブオイルは「アルベキーナ種」から作られる高級オリーブオイル。軽い辛味が、熱波に襲われたイギリスでも食欲が湧くスターターに相応しい一品。

  • メインは「Breast of Margret Duck, Confit Duc Leg Croquette」。フォアグラ用に飼育された大きく育った胸肉を持った鴨は、牛肉のような旨みを持つ高級食材。右手のコロッケはその足を塩漬けにしてコンフィにし、ほぐしてコロッケにした手間のかかった一品。添えられた蕪の葉の苦味がさりげないお口直しになっている。

  • デザートは「Strawberry Charlotte, Elderflower Sorbet」フランス菓子の代表的なケーキの一種。苺のムースにフレッシュベリーを載せた上に、西洋ニワトコ花から作った、マスカットや洋ナシのような香り高いソルベが添えられている。

  • 食後の飲み物と一緒に出された「Chocolate shards」ベリーや高カカオの様々な味がする薄いチョコは、想像の上を行く美味しさで、お客様からも感嘆の声が上がっていた。

2026年7月11日(土)DAY2

人生で一度は訪れたい。車好きの誰もが憧れる
Goodwood Festival of Speed 2026の特別シートへ

ツアー2日目はイギリスでのメインイベントであるGoodwood Festival of Speed(FoS)の観戦をお楽しみいただきました。

FoS は第11代リッチモンド公爵の広大な邸宅(グッドウッド・ハウス)の敷地で行われるモータースポーツの祭典。4日間で20万人以上が訪れ、本来であれば博物館に展示される希少で歴史的な車から最新モデルやレーシングカーの数々がエグゾーストノートを響かせて観客の前を走行する世界的に有名なイベント。
今回のツアーではFoSの中でも最もラグジュアリーなVIP専用ラウンジ「サーティース(Surtees)」をご用意しました。
ラウンジはヒルクライムコースのスタートライン直後を見下ろす位置に設置されており、マシンが一気に加速していく瞬間をプライベートバルコニーから間近で観戦できます。

展示走行にはAuto Union Lucca、Auto Union Type C、Auto Union Type D、Audi A2 quattro、Audi V8 quattro DTM、Audi quattro Group 4、Audi Sport quattro S1など往年の名マシンからRS e-tron GT Performanceや日本では年末からデリバリーが始まるRS 5 Avent、さらにはNuvolariが参加。

残念ながら我々が訪れた日は車両トラブルでNuvolariの展示走行はありませんでしたが、会場内のAudiブースにはしっかりと展示されていました。
他にもAudi F1チームのマシンやRS2やRS4、そしてRS5も展示されており、モータースポーツの祭典に相応しいラインナップでした。

  • ラウンジ付近は、プライベート・エンクロージャー(特別区画)となっており、一般の立ち入りは禁止。専用のバルコニーからもシャンパンを傾けながら優雅にお過ごしいただきました。

  • ラウンジを担当するシェフはロンドンを代表する天才料理人の一人でミシュランシェフ、オリー・ダブス氏が監修。

  • 1772年創業のヴーヴ・クリコ(Veuve Clicquot Ponsardin)
    Veuve Clicquot Rose Labelは飲み放題。イギリスのエリザベス2世の御用達の指名を受けるなど、世界有数のシャンパンブランドとして君臨する。

  • 食材にはグッドウッド直営農場(Home Farm)のオーガニック素材などがふんだんに使われ、シャンパン「ヴーヴ・クリコ(Veuve Clicquot)」のフリーフローをはじめ、専属ミクソロジストが手掛けるカクテルやワインが終日飲み放題で提供されており、モーニング、ランチ、アフタヌーンティーと、時間に応じたメニューをサーブしてくれます。

FoSでの興奮のひと時を過ごした後は再びロンドンへ。2日目のディナーは、メイフェア地区にある「Bentley's Oyster Bar & Grill」でシーフードを中心にお楽しみいただきました。

創業者はもともと海岸を手押し車で牡蠣を売る貧しい行商人でしたが、1916年にピカデリーの格式高い場所に実店舗をオープン。
瞬く間に喜劇王チャーリー・チャップリンや、文豪オスカー・ワイルドなどが常連になり、この店の牡蠣を愛しました。

  • 今夜の料理を作ってくれるグランシェフはRichard Corrigan氏、英国BBCの料理番組『Great British Menu』で4度優勝、ミシュランの星を持つ凄腕料理人です。

  • 1杯目に出されたシャンパーニュは、その高い品質から、エリザベス女王にも愛され、王室御用達に選ばれた「Charles Heidsieck」をご用意。濃厚なコクと熟成感が海老の甘味にベストマッチします。

  • 前菜はBentley's Shellfish Cocktail」。シェフがメニューの中で最も贅沢で最高品質のシーフードカクテルを作る。と、誓って完成させたこのメニューは今やお店の看板メニューです。

  • メインディッシュのチョイスはお店を代表するメインディッシュ「Whole Grilled Lobster」。最高品質の「Native Lobster」を豪快に半分に割り、絶妙な火加減でグリルし、特製アーモンドソースを回しかける一品。濃厚なバターのコクに、ガーリックの風味、レモンの爽やかな酸味、そしてアーモンドの香ばしさと食感が絶妙にマッチ。

  • 締めのデザートはこちらもお店のスペシャリテ「Bentley's Soft Serve」。英国産ジャージー乳を使った、濃厚でクリーミーな自家製ソフトクリーム。トッピングは季節ごと変わり、今月はキャラメルポップコーン。一皿3000円もする高級スイーツでありながら、これだけを求めに来るお客さんもいるほど。

2026年7月12日(日)DAY3

Audi Tour Experience参加のため
イギリスからAudiの聖地ドイツへ出発

昨日の疲れも取り切れぬまま、朝フロント前に横付けされたバスに乗り込み一路ヒースロー空港へ。イギリスからドイツへの移動は、ルフトハンザのビジネスクラスをご用意。昼食をルフトハンザのラウンジで済ませ一行は機内へ。

ミュンヘン到着後のホテルは空港直結のヒルトンをご用意、空港からそのまま歩いて、すぐにチェックイン。大きなスーツケースを部屋に仕舞うと、ジャケットを羽織り颯爽とバスの待つフロントへ降りていらっしゃいました。
その後、空港からチャーターバスでミュンヘン市内へ。30分ほどでディナー会場となる「Schwarzreiter Tagesbar & Restaurant」に到着しました。
お店のあるマキシミアン通りは、ミュンヘンきっての高級ブランド店がひしめくエリア。その中にある五つ星ホテル「Hotel Vier Jahreszeiten Kempinski München」の一階にあるお店で、ホテル直営という事もあり接客が非常にスマートでエレガント。

ここのグランシェフを務めるFranz-Josef Unterlechner氏は1967年から続くフランスの最も権威ある世界的な料理コンテスト「プリ・アンテルナショナル・アルスノヴァ(旧テタンジェ国際料理賞)」で、ドイツ人シェフとして歴史上初めて世界チャンピオンになった凄い方。そのモダンで軽やかなバイエルン料理を召し上がっていただきました。

  • 最初に供されたルイナール(Ruinart)は、1729年に創業された世界最古のシャンパーニュ・メゾンで、その繊細で気品ある味わいは「シャルドネの芸術」と称えられ、一品目のホタテにとてもよく合います。

  • 皆様には素敵な個室をご用意。お食事を召し上がっていただきました。

  • 前菜は「Scallop | Beetroot Cream & Jus | Wild Berries | Red Onion」ソテーしたホタテとビーツが様々な形状のフランス料理のようなソースで頂く。お店が誇る新スタイル(モダン・ババリアン)ミュンヘンの「今」を象徴する最高に洗練された一皿と言えます。

  • セコンドコースは「Quail | Cauliflower Mushroom | Beluga Lentils | Horseradish」ウズラを外はパリっと中はとても柔らかく焼いた上に、ホースラディッシュを散らした一品。下に敷かれたベルーガレンズ豆は、煮崩れしづらく、高級料理店でよく使われるレンズ豆。うずらのガラで作ったソースと絡めると美味しく、下に同じく敷かれた花びら茸の美味しさを引き出していました。

  • メインは「Veal Fillet | Celeriac Risotto | Radicchio | Truffle Foam | Summer Truffle」まさにこのお店のシグニチャー料理とも言える一品。仔牛にかかった泡状のソースは仔牛のフォンドボーと生クリームで仕上げ、トリュフの香りを移したもの。肉のこってりした後味を消す為に、さっぱりとした根セロリのリゾットを敷き、ほろ苦くフレッシュな紫のラディッキオを添えている。満足感のある一皿です。

  • ワインをセレクトしてくれるソムリエのセレクションが本当に素晴らしく、王道というよりは、お料理に合わせて面白いマリアージュを出してくれ、皆様がワインに驚く度に、満足そうな顔をしてお代わりを注いでくださいました。

  • 締めのデザートは、丸いアイスの中にりんごのフィリングが隠されており、周りにキャラメルやナッツ、クランブルが添えられています。このデザートはドイツの定番伝統菓子「アプフェルシュトゥルーデル(Apfelstrudel)の再構築として、フルールドセルがキャラメル部分にかけてあるのも塩キャラメル化してあり、シェフの遊び心を感じる一皿でした。

舞台はドイツからイタリアへ。
次回 DAY4-7の様子をお届けいたします。

いよいよ始まるAudi Tour Experience。今回のツアーではミュンヘンからオーストリアを経由して世界遺産に認定されている北イタリアのドロミテまでの往復をRS5 Avant、RS e-tron GT Performance、R8 Spyderの3台を日ごとに乗り継ぎながら4日間で巡ります。

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